コース修了

  • 2008.09.22 Monday
  • 01:18
タイトルの通り、先月末に修士論文を提出し、日本に帰ってまいりました。私のコースは修士論文のみで最終成績が決まるので、無事卒業できたのかどうなのかは、10月末までに分かるそうです。まぁ卒業は出来ているでしょうが、頑張って書き上げたので、できれば優良点で卒業したいですね。

今春からしばらく更新もせず、放置していて申し訳ありませんでした。こうして無事1年間のイギリス生活を終えて帰国したので、とりあえずここで筆を置こうと思います。1年ちょっと、私の駄文にお付き合いくださり、どうもありがとうございました。今年、そして来年以降留学される方のため、このブログは当面このまま残しておくつもりです。また、何か気がついたことなど、書きたいと思った時には投稿するかもしれません。

というわけで、皆様ごきげんよう。

CiteULike

  • 2008.05.18 Sunday
  • 05:01
有名な文献管理ソフトにEndNoteというやつがありますが、とっても高価なため個人での利用は難しいですよね。他にも無料のソフトはあるようですが、今回は私の利用しているCiteULikeというオンラインの文献管理サイトをご紹介します。ウェブ上で管理できるので、家でも学校でも使えて便利です。もちろん無料です。

http://jp.citeulike.org/

ウェブブラウザのお気に入りに登録ボタンを入れておくことで、気になる文献を見つけたらワンクリックで登録できます。大体の海外ジャーナルやAmazonで扱ってる書籍などから簡単に文献情報を抽出してくれます。それ以外のものも、少し面倒だけれど手動で登録できます。タグをつけられるので、登録した文献を探す時も簡単です。はてなブックマークみたいなソーシャルブックマークの文献管理バージョンてとこかな。他ユーザーの登録情報も参照できるので、自分と同じ専攻のユーザーの文献も何か役立つかもしれません。その他、著者名からも探せるし、アブストも見れます。また、"もう読んだ"とか"これから読む"とか、そういう優先順位もつけることができます。

pdfファイルもアップロードすることができ、分かりやすい名前を自動的につけてくれます。もちろん、CiteULikeのサーバに何かあった場合には消えてしまう可能性もあるので、個人的には慎重を期してパソコン内にもファイルを保管してますが(今後もずっと有料ジャーナルにアクセスできる環境にあるならその必要はないでしょうけれど)、その際も一旦アップロードして整理された名前で保存するようにしています。その方が後で探すときにも楽ですし。登録した文献情報も、EndNoteやBibTeX形式でエクスポートできます。これもバックアップとっています。逆にそれらの形式でインポートすることもできます。あと、便利なのが文献情報の表示形式を選べること。HarvardとかIEEEとか、数種類の文献形式が選べるので、参考文献を書く時もコピペでOK(なのかな?)。

日本語版もあるし、操作もしやすいとおもいます。使い方の詳しい説明は他サイトをご参照ください。
例えばこちら。http://masubuchi.jp/blog/index.php?e=180

Brighton Festival

  • 2008.05.07 Wednesday
  • 00:18
先週末からブライトンフェスティバルというお祭りが開催されています。5月初旬から下旬まで、3週間超のお祭り。音楽、ダンス、オーケストラ、アート、映画、その他様々なイベントが街中で催されます。市内各所の芝生の広場も仮設テントで埋め尽くされています。
先週末は天気もよく、大勢の人が参加した模様。海岸も人であふれ返っていました。


天気予報によると、今週のブライトンも全般に晴れマーク。最高気温は20℃台前半、最低気温も10℃台前半。過ごしやすい日が続きそうです(日差しは日本よりキツイかもしれない、すごく焼けそう)。

ブライトンフェスティバル公式サイト
http://www.brightonfestival.org/

英国議会見学

  • 2008.04.29 Tuesday
  • 07:36
SPRUの課外学習で、英国議会を見学しに行きました。秋学期にあったPolicy, Governance and Regulationという授業で、House of Lords(貴族院)のマーガレットさんのセミナーがあり、その議員さんの紹介で入ることができました(建物見学は紹介なしでも入れると思いますが、委員会などは紹介がないと難しいそうです)。

まずはガイドさんに建物の歴史などを聞きながら館内ツアー。マグナカルタの写しとか、歴代国王の肖像画とか、歴代首相の銅像とかありました。貴族院(上院)は赤色、庶民院(下院)は緑色だそうです。貴族院のソファーの方が、庶民院のより座り心地がよさそうに見えました(禁止されてたので実際に座れなかった)。日本の国会の座席の座り心地はどうなんでしょうか。日本の国会の本会議場は大学の大講堂みたいな感じですが、イギリスの本会議場は日本の委員会の時みたいな対面型です(後席は高くなってます)。貴族院には玉座があります。

一通り見学した後、貴族院の科学技術委員会を傍聴。議題が専門的すぎてさっぱりでした。貴族院の議員には大学の教授とか専門家が結構いらっしゃるようで(選挙ではなく継承と推薦で選ばれる)、国会の小委員会とは思えない学術的な雰囲気でした。

昼食は議会内にある喫茶店で。値段はなかなか高かった。

午後は貴族院の本会議を傍聴。テムズ川沿いの木をどうするかだとか、シリアの核問題とか競技場のバリアフリーについてとか、幅広すぎる話題について、各7分半の質疑応答が行われていました。最初の質問者は予め決まっているけど、その後は時間の許す限り誰でも質問できるようで、質問したい人達が起立して発言していました。一応政党など配慮して回しているようですが。

さすが貴族院、ハイソックスにズボンのすそをインして、貴族パーマのカツラをかぶった方もおられました。あと、年配の方が多かった気もします。でも、みんな賢いんだろうな。マーガレットさんもかなり高齢に見えるけど、科学技術政策の専門家で、すごく頭が切れます。数年前はSPRUで研究していたそうです。

別館に移動して、最後はマーガレットさんを囲んで質問やらお話して終了。充実した一日でした。

公式HPで議会の中継ビデオが見れます。

英国議会HP
http://www.parliament.uk/

イースター旅行3日目・オーストリア(3)

  • 2008.04.20 Sunday
  • 06:27
早起きして、Keleti駅へ。国際線の切符売場を見つけるのに少し苦労したけど、無事Eurailパスをバリデートしてもらえました。パスポート見せようとしたら、必要ないって言われた。パスポート番号書く欄も空欄のまま。そしてVienna行きのInterCity列車に乗車。車内で検札時にパスと、越境時には要求されたらパスポートも見せます。乗車中オーストリア東部ですごくたくさんの風車を見ました。気持ち悪いくらいに乱立していました。

3hでウィーンに到着。とりあえず宿を探す。電話してみたけど繋がらなかった、Hostel Ruthensteinerという近くのYHに向かう。そこで無事に2晩分の宿を確保。荷物置いてから近くのトルコ料理屋へ昼食に。すると急に吹雪になった。寒いし、観光には不向きな最悪の天候だけど、まだ半日あるので、とりあえず市街地に向かう。

大通りのショッピング街の所々に教会があって、少し違和感感じた。ハイドンの教会とか。

中心部を歩く。途中で雪が止み、一気に晴天が広がった。

Burggartenというモーツァルトの像のある公園は、小鳥がさえずり、のどかでいい場所でした。首都の中心部とは思えないほど静かで。そこで、中世貴族の変装をした人に、明日の晩のオーケストラコンサートの勧誘された。

さっきまで晴れてたのに、また吹雪いてきたので、近くのマクドに避難。カフェラテのみながら、そこで隣に座ったドイツ人留学生と少し話す。普通のコーヒー飲みたかったんだけど、カフェラテかカプチーノかエスプレッソしかありません。ウィーンに限らず、中欧はどこもそんな感じなのかな。

雪がひどいのでこれ以上観光する気にもなれず、来た道を引き返す。オペラ座横を通ると、行列ができていた。今夜のオペラのStanding席のチケットを求める行列。暇だったし、3.5ユーロと激安だったので私も並んだ。オペラ、子供の頃見たことあったのかな、覚えてないので、ほぼ初めての体験。オペラ座内部は、結構上品な雰囲気で、正装の人たちがあふれていました。ジーンズにリュックサック姿で大丈夫かな、とちょっと不安になったけど、ラフな格好の人たちもいました。

休憩をはさんで5h続く上に立ちっぱなし、さらにドイツ語で何言ってるのかさっぱり分からず、あまり楽しめなかった。雰囲気で勝手に想像したストーリーは、それはそれで面白かったけど。オーケストラの生音は聴いてて心地よかったです。アクターさん達もいい声してました。でも結局5hは耐えられず、第一幕100分程見て外に出る。近くの屋台でホットドッグを買って食べ、YHに戻る。シャワーを浴び、インターネットで調べ物。ポーランド、もしかしてビザ必要なんだろうかと不安になったけど、大丈夫そうで安心しました。北上してアウシュビッツに行くか、ドイツ南部やスイスを巡るか、悩んでたけど北上することを決心する。

このYHはバーがあったので、そこで飲む。カウンターで知り合ったマルタ人、オーストラリア人と色々話す。オーストラリアの方は、世界旅行中だそうです。先月日本にも2週間くらい滞在したとのこと。ルームメイトのスペイン人カップルとも少し話して、就寝。

続く。

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